糖尿病・・・・・・生活習慣病の代表選手です。しかも40歳以上では、その1割が糖尿病又は糖尿病予備軍と称されています。
戦後、日本は豊かになり、好きなものが好きなだけ自由に食べられるようになり(過食、肥満)また自動車の普及が歩かないで済むようになった(運動不足)のが糖尿病増加の原因とも言われています。
さて、糖尿病は困った事に、これ一発で全治せしめる方法(薬)はまだ知られていません。おまけに高血圧、動脈硬化、脳梗塞(出血)、心筋梗塞、失明、腎機能障害(尿毒症)などの諸悪が目白押しに待ち構えています。なんとか発病せぬよう(予防)また発病してもそれ以上悪くならぬよう(進行阻止)努めるしかありません。
それには今までの悪しき習慣から脱却(食の合理化、運動不足解消)する事です。然し短期間の実行は容易でも、長期間の継続は容易ではありません。そのためには、糖尿病をよく学び理解した上で患者さん自身の努力が求められます(自己管理)。病院はそのお手伝いをする所です。
協和中央病院では次のようにしています。
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