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これから寒い季節がやってきます。寒い季節にかかりやすい病気としては、風邪またはインフルエンザがあります。元々、心臓病や糖尿病、ぜんそくなどの呼吸器の病気を持っている人はちょっと風邪をひいたとしても、それがきっかけとなって症状が悪化したり、元々の病気をさらに悪化させたりしやすいため注意が必要です。
では、風邪やインフルエンザにかからないようにすればどうしたらよいでしょうか。
2009年に新型インフルエンザが流行した際は、高温多湿の春から夏にかけて流行がみられましたが、現時点ではこれまでの季節性インフルエンザと同様、寒冷期の乾燥する季節に流行は収束しています。昔からインフルエンザウイルスは高温多湿状態で失活するといわれてます。特に乾燥する太平洋側の冬は室内を暖めつつ、加湿器などで湿度を保つことが、風邪やインフルエンザ予防になると考えられています。
また、ウイルスの飛沫感染(咳などに含まれる病原体が拡散、吸引されて気道粘膜に付着して病気にかかること)を予防するためには、マスクが有効とされてます。特に発症してしまった場合は、周囲の人がマスクを着用するより、病気の人がマスクをして、飛沫予防することの方が重要とされてます。また、マスクで気道を加湿することは粘膜の乾燥を防ぐ意味でも感染予防に有効と考えられます。
インフルエンザワクチンを流行前に接種することも予防につながります。
予防接種については最寄りの医療機関にご相談ください。
(筑西市商工会会報誌「あじさいメール8号」掲載) |
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