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医局だより22 −「電磁波が体に及ぼす影響にとは・・・?」昨今迫る電磁波社会、テレビ・ラジオ・携帯電話・パソコン一体どうなるの?




 昨今、TV放送等においても健康番組の特集が増えて来ています。
そういった番組を観ると、『えー、そうなのか!私のからだは大丈夫かな?・・
自分もぜひ調べて貰いたい。』と不安と疑問に駆られてしまいます。
『じゃ、この機会にぜひ人間ドックを受けてみましょう!』と思い、さてどうしたらいいの・・・?という事になるかと思います。
 自分の健康状態チェック=人間ドックとなりますが、受診する場合にいろいろな方法・手続きがあります。
 わからない場合は、各市町村の保健センターの『健康相談窓口』で一度尋ねてみると良いでしょう。それぞれの市町村により異なりますが、市町村助成制度などの補助を受けられる場合もあります。それによって、指定施設での人間ドックを受けられます。または、保健センターでも健診を実施する期間もあるかと思います。基本的に、健康診断および人間ドックには、医療保険の適用がありませんので民間の健診施設では料金が全額負担となりますのでご注意下さい。
 人間ドックと言うものは、思い立った時に受診されるのも良いのですが、誕生日に合わせて受診する(誕生日健診)と毎年忘れないと思います。その様にして毎年のデータを比較する事により、体調の変化が読み取れます。そのデータを基に適正方向に改善していく事で健康な身体づくりに心掛ける生活環境を整えます。
増加する生活習慣病を予防する事で、今『メタボリック』対策が重要課題となっています。この対策として、平成20年4月から『特定健診・特定保健指導』が始まります。検診や人間ドックを受診して、腹囲の測定値を基本に、脂肪値や血糖値が高い方を保健指導にて、データの改善に取り組む事を目的としています。
特定健診・人間ドックを受診した結果、医師より内臓脂肪症候群(=メタボリックシンドローム)と診断されると、その後定期的な保健指導を受ける事によってデータを確実に改善して行かねばなりません。
この様に早期発見・早期治療の時代から、予防の時代へと進んだ取り組みに変わってきました。皆様も常に、健康増進に気を配って下さい。

(筑西市協和商工会会報誌「あじさいメール20号」掲載)






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医局だより10


ご理解とご協力のお願い

救急救命士による気管挿管実習の受け入れ

 当院においては手術室内において全身麻酔時に救急救命士が気管挿管を行なう実習を受け入れております。そこで全身麻酔を受けられる患者様に、この実習に関する協力をお願いしております。

 厚生労働省と総務省消防庁、医学会代表者、有識者(含むマスコミ)が集まって、救急現場において心臓が止まってしまっている人の救命率を向上させることを検討した結果、救急救命士による気管挿管が実施される事となりました(同様の目的ですでに救急救命士による(医師の指示なし)除細動が実施され、救命率の改善をみております)。そこで当院は、この実習を受け入れることにいたしました。

 日本においては医師が救急現場に直接でていく制度を実施している地域は非常に少なく、多くの地域で病院外での救命処置は救急隊にゆだねられています。救急隊員の中でも特別な教育を受け、国家試験に合格した者が救急救命士となります。その中でも選ばれて更に教育を受け、人形を使用した気管挿管実習を行い、実習試験に合格した者が当院における挿管実習を受けることとなっています。従って実習にあたる救急救命士は、現場での救急業務を経験し、考え得る全ての教育を受けた、十分能力のあるものといえます。実習に際しては麻酔科の専門医が常時付き添って指導に当たり、通常の麻酔科医が行なう際と同様の安全性を確保しながら実習を行ないます。また前日までに麻酔科医と救急救命士が一緒に説明にあがり、麻酔方法や安全性などについてご説明いたします。

 私を含め誰でもが不足の事態の中で急に心臓が止まり、救急隊の処置に身を任せる可能性が少なからずあります。救急の現場にいる救急救命士の能力が生命を左右する可能性が十分あります。ですから救急救命士の能力を高めることは現時点でも、また将来ドクターカー(医師が救急現場に救急隊とともに出動する)が運用されるようになってもとても重要なことです。

 このような理由から当院としてはこの実習を引き受けるとともに、患者様へご理解とご協力をお願いいたしております。何卒ご協力の程よろしくお願いいたします。なお、仮に患者様がこの実習にご協力いただけなくても、今後の治療で不利益を被るようなことは全くございません。



協和中央病院 院長  中原 昇
担当医 麻酔科医長  樋口 純






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