協和中央病院ロゴ…クリックするとトップページへ戻ります  
 
 
医療法人恒徳会
協和中央病院 
健康医学管理センター
   (人間ドック)
協和南病院
協和ヘルシーセンター
大和クリニック
訪問看護ステーション
  愛美園

在宅ケアサービス
医療福祉支援相談室
通所リハビリテーション

社会福祉法人恒徳会
すみれ園
菫授園
桃香園
恒幸園

地域リハ・ステーション

■出張・研修の報告

ネットワーク病院

機関紙『はぐるま』

医局だより

グループニュース

メール

アクセスマップ

久野恒一メモリアル
研修・学会の報告-病院中堅職員接遇研修会に参加

期 間 平成25年4月22日(金)
場 所 茨城県市町村会館講堂(水戸市笠原町)
参加者 健康医学管理センター 保健師 鈴木枝里子
研修内容

H20年より開始された特定健康診査・特定保健指導も5年目を迎え、生活習慣病予防につながる保健指導の役割はますます重要視されています。今回の研修では、特定健康診査・特定保健指導の理念及び県内施設で行なわれた特定保健指導の実際(報告)、事業の計画〜評価までを改めて学んできました。
現在、国内における生活習慣病による死亡者数は全体の約6割を占めます。また、生活習慣病にかかる医療費は、国民医療費の約3割を占めている状況です。
近年、わが国では、中高年の男性を中心に肥満者の割合が増加傾向にありますが、肥満者の多くが、糖尿病、高血圧症、高脂血症などの危険因子を複数併せ持ち、危険因子が重なるほど心疾患や脳血管疾患などの生活習慣病を発症する危険が増大することがわかっています。これまでは、個別疾患の早期発見・早期治療を目的とする健診でしたが、今後は前述した目的はもちろんですが、それに加え、内臓脂肪型肥満に着目した生活習慣病予防のための保健指導を必要とするものを抽出する健診、結果を出す保健指導が重要と考えられます。
健診により生活習慣病発症のリスクを発見し、自覚症状はなくても発症のリスクがあること、生活習慣の改善によりそのリスクを少なくすることが可能であることを受診者にわかりやすく説明することが保健指導をする上で特に重要な技術と言えます。当院では、現在、特定健診後の特定保健指導対象者に対して「事後指導」という形で生活習慣改善の支援を行なっています。健診直後の、自身の健康に最も目を向けられている時に、受診者自身が改善すべき生活習慣を認識でき、行動変容できるようなきっかけになる効果的な保健指導を実施できるよう今後も努力していきたいと思います。

 

ページトップへ



Copyright © Kyouwa Chuo Hospital All Rights Reserved.