「感染対策の基礎知識U」の今回の研修では、病原微生物の分類から始まり、各種病原微生物はどんな感染症を引き起こすのか、また、それら病原微生物の特徴や何が問題となるのか。また、「感染」に関わる略語の意味や、日常的に行われている検査・治療・モニタリングではあるが実際どのような目的や意味を持ってなされているのかを
分かりやすく、丁寧な講義をしてくださったので今まで不明瞭であった知識を明瞭化させることができました。
上記のように導入として病原微生物の特性など、それぞれに対して詳しく解説していただけたので、次の感染経路別予防策がとても理解しやすかったです。今までは「○○の菌は○○感染だから、○○の対策をする。」と丸暗記のように覚えた知識で対策をとっているようなところもあったかと思います。しかし、今回の研修を受けたことにより、その対策をとる理由や意味を学ぶ(復習し、再認識する)ことができました。
今回の研修で学んだことは、自分たちの対策の振り返りや、徹底した感染対策を強化していくための1つのきっかけになったと思います。また、そればかりではなく、新人教育や患者・家族指導をする際にも役立てると思います。「○○に注意してください。」などと注意喚起をするだけではなく、どのような菌でどのような問題があるため、どういった対策が必要となる。といった説明をより具体的、簡潔明瞭に。また、理由付けをした説明・指導をしていくのにとても勉強になった研修でした。そのように今後の看護に活かしていけるよう努めていきたいと思います。 |