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研修・学会の報告-病院中堅職員接遇研修会に参加

期 間 平成24年10月2日(火)
場 所 茨城県看護研修センター
参加者 新館3階病棟 看護師 浅井将弘
研修内容

がん治療における化学療法の研修にての学び。がん細胞の特徴:がんは元々、1つの正常細胞に由来する。
がん遺伝子の活性化、がん抑制遺伝子の不活化によりがん化していくもの。がん細胞は死滅せずに増殖し続ける事を学ぶことが出来ました。がん治療の目的について治療・制御・緩和・アジュバンド療法・ネオアジュバンド療法と種類がある。その為、患者様の状況を考えゴールをどこにおくかが重要となることを学ぶ事が出来ました。
細胞周期と抗がん剤の学び、細胞周期特異性殺細胞の作用部位は種類により異なる。
また、分子標的治療薬はがん細胞が増殖するための信号の遮断やがん細胞の栄養血管を呼び込まないようにするなど特異的な働きにてがん細胞の働きを抑制することを学ぶことができました。
臨床におけるがん薬物療法の学び、抗がん剤は一般薬の比較すると安全域が狭いことを学ぶことができました。化学療法による副作用の学び、抗がん剤は正常細胞まで影響を及ぼすため骨髄がダメージを受け、白血球・赤血球・血小板などの低下。過敏反応は、アレルギー分類のI型アレルギー反応の中でIgE抗体の関与即時型の全身反応のアナフィラキシーショック。注入反応、点滴反応でモノクロナール抗体投与に伴って出現するインフュージョンリアクションなどがある。他、薬物が原因となるもの、精神的要因による悪心・嘔吐。食欲不振・味覚障害・口腔粘膜障害・下痢・便秘など数多くの症状が現れる可能性を学び。またその副作用に対してのアセスメント・対応の仕方を学ぶことができました。
皮下ポートについての学び、目的として高カロリー輸液・薬物注入・ペインクリニック用薬物注入などがある。皮下ポートには、感染や出血が少ない等の利点があるが、異物留置するという精神的負担・ポート自体の故障・破損などの欠点もある。皮下ポートの仕組みも学ぶことができ、ポートトラブルの予防対策
についても学ぶことができました。
抗がん剤暴露防止対策の学び、抗がん剤の人体への影響を学び、皮膚炎や結膜炎・頭痛など暴露することによる症状も学ぶことができました。次に、抗がん剤暴露の形態として、エアゾル・スピル・コンタミネーションなどがあり、それぞれに対しての予防対策を学ぶことができた。
また、もし暴露してしまったときの対応方法についても学ぶことができました。
患者・家族支援についての学び、患者が後悔する場面において自分自身または家族と相談し決定したことを傾聴し、認めることが重要である。また、治療前であれば、意思決定できるよう情報提供し思いを傾聴し医師とのIC設定など橋渡しすることも重要であることを学ぶことができました。

 

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