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久野恒一メモリアル

期 間 平成26年10月9日(水)
場 所 看護研修センター(水戸市)
参加者 新館3階病棟 看護師 石崎 美香
研修内容  今回、認知症高齢者の理解と看護の研修会に行き、現在の認知症に関する知識を学ぶ事が出来ました。
毎年770万人の新しい認知症が増え世界のどこかで4秒に1人が新しく認知症になっている。認知症にはアルツハイマー病・血管性認知症・レビー小体型認知症・前頭側頭葉変性症があり、その疾患について講義を受け再度疾患についての見直しができました。また、認知症の中核症状とBPSDがあり、中核症状は脳病変により直接生じてくる症状で記憶障害・判断力低下・見当識障害・失行・失認がある。
BPSDには二次的に生じる症状で幻覚や徘徊・妄想などがあるが対処の余地がありうるものである。認知症では記憶は障害されても感情は保たれやすいので認知症だからという見方で接するのは自尊心も傷つけられてしまうことになる。
本人は強い不安の中にいることを理解して接する。より身近な物に対して認知症の症状がより強く出る事が多い。感情面は保たれているという意識で接する。認知症の症状は基本的には理解可能として接する。いつもと様子が違うと感じたら身体合併症のチェックをするようにする。など認知症に対する時の注意点を学びました。
また、認知症の予防として有酸素運動が健康以外にも認知症の方にとても有効であり、リハビリなどを積極的に取り入れる事で退院がスムーズになるというお話しも聞きました。また、認知症患者の家族への関わりで何件かの事例をあげその事例をもとにどういう対応をしていき、どんな経過をたどり、どんな関わりがもっと必要であったかを聞き、私だったらどうするだろうととても考えさせられる講習でした。
今回の講習で学んだ事を頭におき認知症高齢者の患者様に接する時に生かせるように心掛けていきたいと思います。
 

 

 



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