|
期 間 |
平成25年11月30日(土) |
場 所 |
つくば国際会議場 大ホール(つくば市竹園) |
参加者 |
医療安全管理室 感染管理者 森田 和明 |
研修内容 |
院内感染対策で問題となる病原微生物の基礎知識
・今年度はCRS(先天性風疹症候群)が多い。風疹の流行があったため今後も増えると予想される。
・HIVについて。人口10万に2人程度。献血で発見される事が多い。検査目的で献血を受ける傾向がある。
抗体陰性でもNATで検出される。ウインドウピリオドに注意。海外では献血時に虚偽の申請をした場合処罰される。
・結核について
様々な症例で症状出現から確定診断まで時間がかかる。患者要因、医師要因から診断が遅れやすい。
結核を症状や患者背景、画像から疑い早期の対策が重要となる。薬の副作用でも起こる場合がある。
感染性があると判断する期間は症状出現時から。診断日の3ケ月前となる。
・当院でも診断が遅くなり接触者健診をおこなった事例がある。その後院内での
染色、肺炎パスによる検査のルーチン化を行い、さらに内科医師の今まで以上に最深の注意を払った診断により早期発見が行えている。
今後も医師との連携を強化し最深の注意を払う必要性を感じた。 |
| |