【加算1と加算1の連携の取り組みの実際】 |
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加算1は400点+100点(地域連携)。加算1同士で連携し対策の強化を計る。 |
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1同士の相互評価が必要。打ち合わせ、評価基準の取り決め、チェック表の統一など連携し、お互いに評価し合わなければならない。相互チェックを行う前に自己評価を行う。自己評価は、自施設を見直すために良い。 |
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国の評価表に自己評価を加えて154項目のチェックリストを使用。
筑波大では胃カメラなど一部は中央化していたが、他の内視鏡の洗浄、管理が中央化していなかったため、指摘された。 |
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地域連携加算で得たことは、他院を見て良い刺激となり自施設の意識が高まった。 |
当院での筑西地域ネットワークで行った連携で得られた事と、同じ事だと感じた。地域で刺激し合い、お互いに向上することが大切だと改めて感じた。 |
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【加算1と加算2の連携の取り組みの実際】 |
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カンファの内容は、抗菌薬、対策の実施状況、耐性菌などの情報共有、意見交換が目的。 |
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カンファを行うに当たり、どの程度のデータを出すことが可能なのかそれぞれの施設に打診し調整を行った。 |
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世間の流行に合わせて行っている。自施設の対策について確認を行う場となっている。 |
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カンファ以外でも電話やメールで相談を行っている。治療は医師、薬剤は薬剤師というようにそれぞれの立場で返答している。 |
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課題としては、統一化を目指して底上げが必要。 |
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【加算1と加算2の連携の取り組みの実際】 |
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相談を受け返答すると言うことなどの体制が確立していなかったため加算2をとった。2つの大学と連携し各4回、計8回カンファに行っている。 |
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連携による効果としては、医師の参加率が上がった。 |
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施設にあった感染対策を行うことが必要。 |
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【加算1と加算2の連携の取り組みの実際】 |
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サーベイランスが重要。抗菌薬の使用状況など。TDMも |
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カンファのアンケートを院内で行ったら、有用性があるとのことだったが、感染対策の介入について達成できたと感じた参加者は33%。 |
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外部からくると刺激になる。 |
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様々なデータの共有が重要。 |
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【質疑応答】 |
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リハビリのICTラウンドについて、どのようなところをチェックするのか。 |
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→耐性菌の対応、経路別予防策の確認。共有する物品の使用後の清掃。
物品の見直し。水場のチェック。 |
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カルバペネムの使用が多いが、届け出を出してもらう意識付けは。 |
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→専門の医師に話をしてもらう。講演など。電話や病棟に出向き薬剤師が医師に話をしている。医局会でカンファの状況を流している。 |
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アルコールの使用に関して |
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→払い出し量でデータを出している。ベースラインを出す。データをとる習慣をつけることが大切。 |
加算を取得し、連携を行うとさらに感染対策の強化になり、病院の質の向上になるのだと実感できた。加算取得に向けての準備が重要だと改めて感じた。
筑西地域で行っている会議で、対策や抗菌薬、耐性菌など具体的な情報共有ができると地域の底上げができると感じた。 |