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「心電図モニタリングの安全管理」についての講習会を、看護部を中心に平成24年1月27日(金)協和中央病院4階講堂にて行いました。
当院で現在使用しているモニタを参考に、フクダ電子(株)様よりアラームの設定の必要性や誤アラームを防ぐ対策など具体的にご講義頂きました。


モニタリングの目的と特徴

*診断・計測用
 ・正確な心電図の計測→計測・解析
 ・短時間の測定
 ・健常人、軽症な患者も多い
 ・検査室等の比較的良い環境で使用される
*監視用
 ・生命に関わるかどうか識別
 ・長時間の安定動作
 ・状態の悪い患者が多い
 ・悪環境で使用される例が多い

≪モニターアラームとは≫・・・医療スタッフへ患者の異常を知らせる
@音(音、パターン) A光(点滅、反転色) B文字(メッセージ) C記号(アイコン)

≪誤アラームの要因≫

・患者に起因するノイズ
・電極に起因するノイズ
・使用による限界

≪誤アラームを防ぐために≫
*取りつけ前の確認
  ・機器の故障がないか
  ・リード線は断線していないか
  ・電源は入っているか、電池の消耗はどうか
  ・患者の心電図モニタ取りつけの理由を知り、電極装着部位の検討をする
*取りつけ時注意
  ・電極取り付け部位の皮膚面をアルコール面で拭き、皮脂を取り除く
  ・体毛の多い患者の場合は、電極取り付け部位を剃毛する
  ・電極は、+極と−極を逆に取りつけないように注意する




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