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  平成21年9月30日(水) 協和中央病院4階講堂にて、「臨床倫理研修会」を開催しました。中原院長による「臨床倫理の方針」についての講演と、入江看護部長・亀田看護師長による「臨床倫理の考え方と医療現場での取り組み」についての伝達講習を行いました。

《臨床倫理》

病院で働く医療人として、臨床の場で患者さんに対するときどうするのが一番良いのか?

  ・盛り込まなければならない項目

・患者さんを中心に考える
 

臨床倫理の方針

1.患者様の人権と意思を尊重します。
2.患者様が意思決定をするために、正確な情報を解りやすく提供いたします。
3.患者様の守秘義務を果たします。
4.患者様との約束を守り、相互の信頼関係を作るべく努力します。
5.患者様に最善の利益をもたらすよう努めます。

《倫理問題を「個人の悩み」にしないために》

大切なことは・・・、

・ 倫理的ジレンマに遭遇した医療者が独善にならないようにしてくれる
・ 問題を抱え込んだ医療スタッフが1人で解決しようとして、バーンアウトしないようにするため。
・ どんなに優れた人であっても、多忙な状態や激しいストレスにさらされ、緊張状態が続けば精
  神的な「視野狭窄」に陥る。

「倫理的である」ために重要な〈2つの要素〉

1.道徳性がある
→「善意」からであることは大前提。「独善」では不可。
2.適法性がある
→「ルールを守っているからいいんだ」という「遵法主義」でも不可

*繰り返される「独善の悲劇」を予防するために、両方が満たされる必要がある
 

【 臨床倫理の4分割法 】・・・4項目チェック・シート

※チェックシートの使い方
 STEP1 認識分析
 :問題だと思われる点をあげてみる。

 STEP2 調査分析
 :出された問題点を見つめながら、疑問点や不明な点を調査する。

 STEP3 具体的対応
 :4項目全体を見渡して、何を、どうすれば良いか、具体的な対応を考える。
 
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