協和南病院 看護部 看護師長 亀田由美子

 今回の大会は、10年前抑制廃止宣言がされた福岡での開催でした。記念シンポジウムでは各施設の先生方の講演を聞くことができました。抑制はだれもがやりたくない行為であるが、やらざるを得ない行為でもあったと述べていました。
 抑制廃止宣言、介護保険制度が開始され身体拘束が禁止されました。高齢者、特に認知症高齢者においては、全人的に患者様のケアをしていかなければなりません。看護、介護をする職員は、患者様を病気の人として看るのではなく、人として生活者として看ていく事で患者個人の尊厳に気付くということです。当院でも身体拘束廃止にむけて委員会で活発に活動をしていますが今後は、今以上に拘束患者が減るように、またその他の職員が今以上に意識的に患者様と関わってもらえればと考えます。
 当院での発表は、「感染対策チームで取り組む実態調査」という演題で発表させていただきました。これまで定期的に実施してきた感染に関するアンケート(自己評価)を基に実態調査を実施した結果の報告でしたが、発表者の態度も良く無事に終了しました。
その他の施設の発表も聞かせていただきましたが、私たちが日々業務で何気なく行っていることなどが発表されていて参考になりました。来年も看護、介護の場面でより良い研究ができるように努力していきたいと思います。

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協和南病院 看護部 荒川優子

 第16回日本療養病床協会全国研究会「福岡大会」に参加に於いて。今回「感染対策チームで取り組む実態調査」について、院内感染対策の基本となる手指消毒、尿道留置カテーテル患者のウロバックの取り扱い方についてアンケート調査内容を基に実態調査を行い介護士の院内感染対策に対する認識と理解度を把握する為に行い発表しました。私は、発表者という立場で参加し緊張感の中で良い経験をさせてもらいました。また他者の発表も聞けて大変勉強になりました。今後も院内感染対策に心がけて いきたいと思います。

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協和南病院 看護部 中井川宮子

 第16回日本療養病床協会全国研究会(福岡大会)に於いて。超高齢社会での療養病床のあり方を問う。抑制廃止福岡宣言から10年 〜より高い療養の質を求めて〜
感染対策チームで取り組んだ実態調査の結果を今回の大会で報告できた事うれしく思います。おかげさまで私共チームは、座長より「すばらしい」とお褒めの言葉を頂載致しました。今後も感染対策チームの一員としてお役に立てるよう充実に努めていく所存です。今回参加させていただき心よりあれがたく厚く御礼申し上げます。

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協和南病院 看護部 桑原祐子

 私達は、「感染対策チームで取り組む実態調査」という題で発表してきました。手指消毒や、ウロバックの取り扱い方など、介護士の院内感染防止に対する理解度を把握する為、実態調査を行いこれまでに実施してきたアンケート調査結果を基準にまとめたものです。定期的にアンケート調査を行ってきた事は、自己を評価することで確認することができ、実態調査をしたことにより、介護士一人一人の感染防止に対する認識を知ることができたので、今回の発表がとても良い機会だったと思います。参加させていただきありがとうございました。

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